【アダルト業界用語集】AV撮影現場編！制作・女優・男優を目指す人必見

アダルト業界に興味がありいずれは関わりたい、AV男優やAV女優を目指しているといった方からはてながーる宛てに連絡がきたりもするのですが、そういった方が実際にアダルト業界の中身を知る機会はそうそうないはず。

業界に入ることを目指しているとはいえ、ただAVを見ているくらいで何も知らない・・そういった方が多いので、少しでも役に立てることはないか考えました。

業界の仕組みを知ることも大切ですが、撮影現場で知らない用語が飛び交っているとそれだけでテンパってしまう人もいるので、この記事では主に撮影現場に入れば必ず聞くであろうAV業界撮影現場用語を紹介します。

私がAV業界にいた際にも聞いていた、または使ったことがある用語を紹介します。
とりあえず難しい用語は置いておいて基本中の基本であり、現場でよく使われるポピュラーなものばかりなのでAV業界で働きたい方だけでなく、AV女優を目指したいと思っている方なども参考になります。

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AV撮影現場用語「制作・編集」編

AVの撮影現場でまず知っておきたいのが撮影に関する業界用語でしょう。テレビやドラマ、映画などでも使われたりする用語もありますし、AVの現場特有の業界用語もあります。

基本的なことさえ把握しておくと、困ることもないと思うのでここで紹介する現場用語くらいは覚えておいて損はありません。

ハメシロ

ハメシロというのはAV業界のみで使われる用語で、カラミの結合部のことを言います。ようは男優のチンコが女優のマンコにずっぽりと入っているところですねｗ

要は以下の画像のような部分を指しています。

局部接写とも言えますが、ハメシロはAVの魅力の1つでもあります。

数は少ないですが場合によっては「疑似だけど、ハメシロで！」なんて撮影もあったりするのですが、これは挿入しているフリで撮影するけどアップの時だけは挿入という事です。

ユーザーとしては全く知りたくない情報でしょうが、モザイクがあるとそういったこともあるのです。とはいえ、せっかくなら挿れて欲しいですね。

余談ですが、素人がハメ撮りをした場合は100％と言って良いほどハメシロを撮りますよねｗそれくらい興奮するところだと思うので、たとえモザイクでよく見えないとしてもハメシロはAV作品にとって非常に重要な部分です。

白完（シロカン）

白完はハクカンではなくシロカンと読みます。AV業界における白完とは、モザイクが入る前で編集後の映像の事を指しています。あまり経験がない男優さんだと監督から「ハメシロ見せて」と指示が入ったりもしますよ。

AVの場合は、流れとしては以下のような順番で撮影から発売までのスケジュールが組まれます。

業界によって白完の解釈は少し違い、テレビ制作で白完といえばテロップなどが入る前の状態を指していますし、局によってはクリーンと呼ぶこともあります。

意外と思われる方もいるかもしれませんが、AVの制作会社って結構大変なんです。だから、違法サイトで無料で見るのは辞めてくださいねｗこれには制作会社、プロダクション、メーカー、出演者と全てが被害者です。

完パケ

完パケもAV業界に限らず、放送業界や音楽業界でも使用される用語ですがAV業界における完パケは完全パッケージの略です。

白完でも説明していますが、完パケとは編集などにおける最終段階なのでモザイクや音声、タイトルなど全てが揃い納品できる状態やその映像メディアの事を指す用語です。

業界によっては完全に掃けられる状態、撤収できる状態を完パケということもあるので、違いを把握しておきましょう。

つなぎ

つなぎと聞くと、時間を持たせるために何か繋ぎのプレイを入れるといった勘違いをしてしまいそうですが、AV業界においてのつなぎは現場に並べておく食べ物のことを言います。

つなぎは昼食や出前とはまた別でおにぎり、パン、お菓子、飲み物など色々とありますが、好きなつなぎや良いつなぎが置いてあると出演者のテンションが上がったりもします。

予め女優さんの好きなお菓子や男優さんが好きな食べ物などを調べてつなぎをチョイスしておくと、お互いに気持ち良く仕事ができますし、自分が監督になった時なんかにも必ず役立ちます。

もともとはつなぎと言ってましたが、最近ではケータリングと呼ぶ現場も増えています。

てっぺん

てっぺんは色んな業界で使われる用語なので、AVは関係なく知っている人も多いと思いますが、てっぺんとは夜12時のことを言います。

時計の針がてっぺんに来るからそのままそう呼ぶようになったと思いますが、撮影の場合はスタッフの終電などもあるのでてっぺん近くになると現場全体が焦り始めますｗ

送り

送りとはてっぺんを超えた場合などに女優さんやスタッフなどを送り届けることを言います。撮影終了でお疲れ様でしたでは、皆困ってしまうので覚えておきましょう。

現場では機材の片付けなどもあるので、ほとんどの場合は制作会社の送り担当が送迎することになります。全員が疲れている状態なので安全運転を心がけましょう。

もし、あなたがAV業界に就職した際に女優さんを送りする機会があっても、個人的な連絡先などは聞かないようにしましょう。連絡先を聞いたり、個人的に会うのは厳禁でこれを破ると高額なペナルティやクビになったりします。

バラシ

バラシも一般的に使われる用語なので知っている方も多いと思いますが、業界によってバラシになる理由は様々でしょう。

AV撮影でのバラシは、コロナなど撮影自体が出来なくなる場合を除いては女優さんの体調が優れないといった時や、場合にとっては現場に来ないということもあります。

そういった場合は撮影がバラシになるのですが、当日集合後のバラシの場合は基本的に費用・ギャラがかかってくるのでAV女優を目指している方はきちんとそこを把握しておきましょう。

映画やドラマの現場では監督さん、そして主演が偉いのですがAVで最も偉いとされるのはAV女優です。とはいえ、それを勘違いしているAV女優もいるので、もしAV女優を目指しているという方であれば、自分がその立場になった時、現場の人たちに優しくできる女優さんになってください。ほんと、わがままな子もいるのでｗ

ダマテン

一般的にダマテンというと麻雀で黙ってテンパイすることだと連想してしまいそうですが、AV業界でのダマテンは撮影許可を取らずに撮影することを言います。

昔のAVでは普通に行われていたダマテンですが、現在は問題になることも多くほとんど行われていないはずです。

一時期、野外などのAV撮影に対して公然猥褻罪で書類送検になったりといった事例がおきましたが、人もいない時期の山のペンションや温泉地での撮影も公然わいせつなんておかしな話です。通りかかった人が見たというなら話は別ですが・・

AV撮影現場用語「カラミ」編

AVの制作現場ではセックスのことをカラミと言いますが、カラミに関するポピュラーな現場用語がいつくかあるので紹介しておきます。

これは現場で働く技術やメイクさんはもちろん、女優を目指す方も知っておいて損はないですよ。

疑似精（ギジセイ）

疑似というワードはアダルト業界ではよく聞くワードの1つですが、その中でもよく使われる疑似精（ギジセイ）という用語があります。

疑似精とはその名の通り、中出しなどで使用される疑似精子の略語で、作り方は現場によって多少違ったりします。最も一般的なのが卵白に練乳で作る疑似精ですが、他にもトロミ粉を使用したり現場によって様々です。

どちらにしても女優さんの身体に優しい素材で、可能な限り精子に近づけるというのが疑似精の基本です。

AV制作をしている会社に入ると疑似精を作る技術が凄く上手くなったりしますｗ使いどころはありませんが・・

しこロー

しこローとただ聞くだけでは、ほとんどの方は何のことか分からないでしょうし、私が業界にいた頃に見たAVメーカーの新人には汁男優のことだと勘違いしていたる子もしました。

しこローとは、しこみローションの略でカラミが始まる前にAV女優の膣内に入れておくローションのことを指しています。決してシコシコではないので覚えておきましょうｗ

しこローなどは空気を読みながら言われる前に作っておくと使えるスタッフだと思われますし、出来る人間になるには気配りが大切です。

ウェッティ

ウェッティはなんとなく分かる方もいると思いますが、ウェットティッシュの略です。ウェッティはAV現場にとっては必需品で、絶対に切らしてはいけません。

特にカラミ後には絶対必要ですし、ウェッティがない現場なんて考えられないのです。

ここでAVメーカーを目指している方に覚えておいて欲しいのが、ウェッティを買っておいてと現場で言われた場合は絶対に”アルコールが入ってないもの“を用意してください。

女性のアソコは非常にデリケートですし、カラミ後にまんこをウェッティで拭くのでアルコール入りのウェットティッシュを買って行っては怒られてしまいます。

カラミセット

カラミで使う小道具を総じてカラミセットと呼びますが、これは各AVメーカーや制作現場によって多少揃えるものが違ってきたりします。しかし、基本となるのは以下の7点。

以上がカラミセットの基本7点になりますが、撮影する作品内容や出演者に応じて何かしら足しておくと気が利いてると思われるので、慣れてきたら色々と考え用意するようにしましょう。

海綿（カイメン）

海綿は女性であれば知っている方も多いでしょうが、男性で知っている方は少ないと思います。

海綿とは天然のスポンジのことなのですが、女優さんが生理中でも撮影しなければいけない場合は海綿を女優のアソコに入れて撮影をします。当然、使い捨てになるので常に新品をストックしておくのが良いでしょう。

生理中にも関わらず頑張る女優さんをサポートできるよう、必ずストックしておきましょう。ちょっとした気遣いが後々必ず役立ちます。

チャージ

AV男優とはいえ人間ですし、カラミ中に思い通りにイケないということもあります。そういった際に必要なのがチャージと言われる小休憩です。

チャージが入ると一旦カラミを止めて、男優が自らシゴいてイク寸前までしておき再びカラミが始まります。とはいえ、トップの男優さんたちは自由自在にイケたりするので、やっぱり凄いですｗ

チャージ中の男優さんは冷静に考えると凄くシュールな絵ですが、そういった所も含めてAV撮影現場の醍醐味でしょう。

なりゆき

なりゆきはその名の通り、なりゆきに任せるということなのですが、AV撮影では基本台本が用意されており、その通りに進行していくのでその点においてはドラマや映画の撮影と変わりません。

なりゆきとは言ってしまえばアドリブのようなもので、「キス後はなりゆきで」とか「フェラ後はなりゆきで」といった感じで監督から指示が出たりします。

ある意味では素の男優と女優が見れますし、相性などもあるのでAV撮影現場でなりゆきになると撮影を見ているほうにはちょっと緊張感が走ります。

被爆

今回紹介する業界用語の中では最もマイナーかもしれませんが、知っておいて損のない用語が被爆です。

ちょっと勘が良い人なら気付くと思いますが、男優から発射された精子が近距離に来ているカメラマンや音声さんなどにかかってしまうことがあり、これを被爆と呼びますｗ

顔射シーンなどではかなり近くに寄るのでカメラマンを志している人などは要注意です。しかし、被爆しても撮り続けるのがプロですｗ

AV撮影現場用語「女優」編

AVの撮影において女優さんが最も重要というのは当然ですが、だからこそ女優さんに対する業界用語というのはいくつもあります。

AVメーカー、プロダクション、そして制作会社によって知っておくべき用語は様々ですが、撮影現場において知っておいて損のない用語を載せておきます。

パブ

AV業界では共通した用語ですがパブという業界用語があり、業界関係なら知っておくべき単語です。パブとはパブリシティ（宣伝）のことを指しています。

「パブ規制はどこまで？」と言われたら、その女優さんがどこまで出せるかという意味です。

親族や友人などにバレてしまうのが嫌で、身バレや顔バレを防ぎたいと思っている子であれば雑誌やテレビは控えるべきでしょうし、女優によっては細かく設定している子もいます。

女優を目指している人であれば、パブは出来る限り少ないほうがプロダクションやメーカーとしても宣伝しやすいですし、売れっ子になる可能性は飛躍的に上がります。AV出演に応募したり、プロダクションの面接を受ける場合はその辺りもよく考えてから面接を受けると良いでしょう。

ベイビー

ベイビーと聞いても全く知らない方ですと、赤ちゃんのこととしか思えないですよねｗもしくは赤ちゃんプレイといった感じだと思いますが、撮影現場で聞くベイビーは違います。

私も初めて聞いた時は非常に驚きましたが、撮影中におけるベイビーは女優さんの事なのです。ちなみにベイビーと使うのは主にベテランのAV監督さんたちで、彼らは女優さんをベイビーと呼び親しみを持つのでしょう。

企画女優・企画単体女優・単体女優

AV業界に属する人の全てがまず知っておくべき用語が企画女優・企画単体女優・単体女優です。各女優の特徴を簡単に分けると以下の通りになります。

特にAV好きでもない方が知っているAV女優は主に単体女優で、その次が企画単体女優、いわゆるキカタンと言われるAV女優たちです。

しかし、一概に売れっ子が単体女優というわけではなく、キカタンにも人気がある子は沢山います。そして、単体女優の場合は出演本数が少ないので単体女優が最も稼ぐというわけでもありません。

キカタンで有名な女優さんといえば既に引退した上原亜衣が最も有名でしょう。圧倒的に売れていましたし、引退してしまった今でも絶大な人気があります。
そして、キカタンから専属になったAV女優でおすすめなのが美谷朱里です。叩き上げという言葉が似合う素晴らしいプロ意識と演技を見せてくれるAV女優です。

3大（さんだい）

AV業界独自の用語として3大という言葉も知っておいたほうが良いでしょう。3大祭、3大（大学）など、色々とありますが、アダルト業界における3大とは女優における3大NGのことで、アナル・スカトロ・ハードSMをまとめた言葉が3大NGと言われます。

逆に3大OKのAV女優は少ないので貴重ですし、スカトロものなどのAVは出演料も高くなるため販売価格も通常のエロ動画よりも高くなります。

まとめ

アダルト業界の主に撮影現場で使われる業界用語を紹介しましたが、業界に入ったら必ず先輩社員やプロダクションの人がが教えてくれるので特に気にする必要はありません。

しかし、知っておくだけで同期と差がついたり、ちゃんと勉強してきてるなということは分かるはずなので、知っておいて損はありません。

はてながーるでは他にも色々と役立つ情報をお届けしているので、気になる方は検索してみてください。きっとお役に立てるはずです。