真面目な活動をしているプロダクションも沢山ありますが、アダルト業界内の約9割は悪徳AVプロダクションとも言われており、時には逮捕されるような事件まで起こっています。
その人間たちのおかげで昔から風当たりは強く、その中で働く人全員が悪者のような目で見られている現状があります。
悪徳AVプロダクションさえいなくなればもう少しクリーンな業界としてメディアなどへの露出も増えていくでしょうし、働きたい女の子にとっても安心してプロダクション探しができるはずです。
しかし、なぜそのような悪人たちを排除することができないのか?あまり改善が見られないアダルト業界の実態をお伝えしていこうと思います。
悪徳AVプロダクションとは?
悪徳AVプロダクションといっても、業界のことを知らなければどう悪いのか分からないでしょうから、実際に存在するプロダクションを例にあげて紹介します。
事務所やホームページが怪しい
ネット社会になりつつある現代では、会社の顔であるホームページでどういった会社なのかある程度判断することができるようになりました。その点に関しては、昔と比べると悪徳AVプロダクションに引っ掛かる確率は減りましたが、それでも被害に遭う女の子はたくさん存在します。
特に求人サイトやスカウトに事務所を紹介してもらうケースが危なく、前もって会社情報などを調べずに契約してしまうからです。強引に契約させられ1年間は他との契約ができなくなることもあります。
契約する前には必ずホームページで以下の情報を確認してください。
- 会社の所在地が建物名まで記載されている
- マンションの一室で行われていない
- 代表者(社長)の名前が記載されている
- 所属女優の紹介がされている
- HPが更新されている形跡がある
以上の確認だけで十分とは言えませんが、最低限これぐらいのことをクリアしていないホームページだった場合、高い確率で悪徳AVプロダクションだと思ってください。
明らかに見た目が怪しい人間がいる
10年ほどまでのAV業界であれば、ヤクザと間違えるような見た目の関係者が沢山いました。それが当たり前の時代だったので何とも思っていませんでしたが、最近のAV業界関係者は一般企業と全く変わりません。
もし、少しでも違和感を覚えるような関係者がいるようなら、その事務所へは絶対に所属してはいけません。真面目な会社はクリーン化を目指して運営していますが、本物?と思えるような人間も実際に沢山存在していることを忘れてはいけません。
悪徳AVプロダクションの見分け方は以下を基準にしてください。
- スーツ及びジャケットなどを着用している
- キラキラしたアクセサリーを付けていない
勘違いしている女の子がいるかもしれませんが、真面なAVプロダクションの人間は一般企業と変わらぬサラリーマンなのです。年金、健康保険、その他の税金の支払いは会社が行い、なんら違いは見当たりません。
ただ、そのような優良なプロダクションは業界の1割に満たないのです。
悪徳プロダクションの手口
もし、悪徳AVプロダクションを見分けることができず、契約・所属してしまったらはたしてどうなってしまうのか?
軽く考えている女の子も多いですが、自分の人生をめちゃくちゃにされたくなかったらしっかり確認しておいた方がいいです。
これから紹介する情報は決してビビらせる為のものではなく、実際に起こった事でおそらく他にも被害に遭った女の子は沢山いるはずです。
自分の事に置き換えてご覧ください。
AV出演拒否で訴訟され世間を騒がした悪徳プロダクションの手口
まだ記憶に新しいニュースですが、普段めったに取り上げられる事のないAV業界の事が、Yahooのトップニュースに出ていました。この事によって悪徳AVプロダクションの存在がより注目され、業界の印象は更に悪くなってしまいました。
Yahooの記事をそのまま引用しておきます。
アダルトビデオへの出演を拒否した20代の女性が、所属プロダクションに違約金約2400万円を請求された訴訟の判決で、東京地裁が「本人の意思に反した出演は許されない」として、請求を棄却していた。判決は9月9日付。プロダクション側は控訴せず確定した。
判決などによると、女性は高校生だった18歳の時、タレントにならないかとスカウトに勧誘され、内容をよく理解しないまま契約書に署名。強引にビデオ出演を迫られて「いやなら違約金を支払え」「親にばらすぞ」と脅された。
女性が契約解除したいと伝えると、撮影予定のビデオ1本の売り上げを約200万円として違約金を請求された。
詐欺研究家の野島茂朗氏は「悪徳なAVプロのなかには、芸能プロをかたってスカウトするケースもあり、契約書に『振られた仕事は断ることができない』などと記載されています。また言い掛かり的な損害賠償請求名目でAV出演契約書にサインさせられるケースもあります」と指摘する。
言い掛かりでは、相当むごい実例があったという。読者モデルに登録という形で女性の個人情報を書かせ、仕事現場で他のモデルと連絡先を交換した女性のケースだ。
「『他のプロダクションから仕事をもらう気か?』『移籍するつもりか?』『損害賠償請求するぞ。実家は差し押さえられるからな』と難くせをつけ、違約金名目でどう喝。事務所に呼び出され、トイレを使わせてもらえず、室内で尿をさせられたり、スタッフがその尿を飲むところを撮影され、その映像でAV出演するように脅された事例があります。他のモデルと親密になられると、自分のところのギャラの安さや違法性がバレてしまうので、それを防ぐ目的もあります」と野島氏。
悪徳プロは読者モデルプロや芸能プロをかたり、「損害賠償請求」「債務不履行」「違約金」など法律用語を連発し、女性をだまし、AV出演を強要する。きちんとしたAVプロは、初めからAV出演を条件として提示し、納得した女性と契約する。
出典:Yahoo!JAPANニュース
典型的な悪徳AVプロダクションのやり方で、知識のない女の子に良い事だけ言って強引に契約させ、仕事を拒んだり辞めようとすると金銭的な請求をしてくる・・やっていることはヤクザと変わりません。
ただ、AV業界の約9割にあたるプロダクションは悪徳AVプロダクションなので、同じよな事件が発生する可能性は十分あります。他人事と思って明日は我が身となってしまってからでは遅いので、関連する情報はしっかりと身に付けておくようにしましょう。
※2017年10月追記情報
知識のない女の子たちに朗報です!AVプロダクションに対する警察の取り締まりが強化しています。今までは嘘を言って所属させていましたが、今後はそれだけでも逮捕される可能性があります。
詳しく説明している記事をアップしているので是非。
最後に
悪徳AVプロダクションをすべて排除できれば良いのですが、AV業界のみならず儲かる商売にはハエが集ってくるのはしょうがありません。正しい知識さえあればそのようなプロダクションと契約しなければ良いだけです。
AVや風俗で働く決心をするのは並大抵のことではないと思うので、その一大決心が間違った方向にいかないためにも「女の子のすべての悩み相談」を当サイトでは受け継行けています。
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